七夕で大人の願いを叶える秘訣!短冊や飾りのご利益で開運!!

瀧上 阿珠
たきがみ あじゅ

鑑定歴15年目のタロット占い師、開運研究家。
占いアプリ「神言曼荼羅」「思念降ろし」などの監修を手掛け、リリース初日でランキングの1~4位を独占。国内のみならず海外からも依頼が入り、15年間で延べ3万人以上の鑑定経験を持つ。経営者、医師、弁護士、政治家など多くの顧客を抱え、多数のイベント、メディア取材の実績がある。

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実は、七夕(7月7日)は、特別なパワーが充満する日!

 

子供だけでなく大人の願い事が叶いやすい日でもあるんです。

 

「七夕」は正しくは「七夕の節句(しちせきのせっく)」と呼ばれ、じつは邪気を祓うために始まった季節行事。

 

節句というのは古代中国の陰陽五行説を由来として日本に定着した暦のことで、季節の節目になる日のことを五節句と言います。

 

 

季節の行事ごとには昔の人たちの開運の知恵が隠されています。

 

お正月や節分といった季節の行事を大切にしたり、暦に合わせた旬のものを食べるというのは、その時々に必要な四季のエネルギーを取り入れる最強の開運行動になるんです。

 

七夕に取り入れると良い開運フードやアイテムとともに、願い事が叶いやすい方法をご紹介します。

 

7月7日の「七夕の節句」とはどんなものだろう?

「七夕の節句」はもともと神さまにお願い事をする日だった

古来日本では、神さまに豊作をお祈りして棚機女が着物を織って神棚にお供えする「棚機(たなばた)」という行事がありました。

 

奈良時代になると、中国の機織や手芸の上達を願う行事「乞巧奠(きこうでん、きっこうでん)」が伝わり、この2つの行事が合わさって現在のような七夕行事になったと言われています。

 

日本でも中国でも古くから7月7日の七夕の日は、神さまにお願い事をする日として浸透していた歴史があったんです。

 

昔は裁縫の上達だったお願いが、時代の流れとともに芸事や技能の上達をお願いするものに変わり、現在では、広くお願いごとをする七夕行事となりました。

 

この日は全国的に、お願い事をする日というエネルギーが満ちていますから、お願い事がより叶いやすい日でもあるんです。

 

奇数が重なる「七夕」は「邪気祓い」をすると開運できる

「七夕」の日というのは、正しくは「七夕の節句(しちせきのせっく)」と呼ばれ、じつは邪気を祓うために始まった季節行事になります。


古代中国では、偶数は縁起の悪い陰数で、奇数は縁起の良い陽数だと考えられていました。

 

奇数が連なる

1月7日(七草)

3月3日(桃の節句)

5月5日(端午の節句)

7月7日(七夕)

9月9日(重陽の節句)

大変縁起が良い日だとお祝いしたのが五節句の始まりだと言われています。

 

陽数が重なる日だから縁起が良さそう!と思うかもしれませんが、陰陽思想では陽の気が満ちすぎると陰の気に転じやすいと考えられているので「すごく良い反面、悪いことも起こりやすくなる」ので注意が必要。


「七夕」に用いられるアイテムと言えば笹や竹ですが、昔から大変縁起の良いものとして知られています。

 

というのも、笹や竹は少々の風では倒れたりすることがなく、力強く真っ直ぐ天に向かって成長していきます。

 

力強くて真っ直ぐに伸びる姿から、どんな困難なことにも負けずに真っ直ぐ上に向かって上昇する大変縁起の良いものだと言われいてるんです。

 

笹や竹からは良い香りがしますが、香りが強いものは悪鬼や悪霊(=邪気)が嫌がると言われ、香りの強いものにも邪気祓いの効果があると信じられてきました。

 

「陰の気」が強くなると病気や災いを呼ぶ悪鬼や悪霊(=邪気)が憑きやすくなるため、「七夕の節句」には、強い邪気祓いの効果がある笹や竹を用いて厄除けや願望成就を願うようになったんです。

 

七夕に開運を引き寄せる過ごし方!お願い事の叶え方・ご利益のいただき方を紹介!

7月7日の「七夕」の日には短冊にお願い事を書いて笹の葉に吊るせば願いが叶うと言われています。

 

じつは、短冊の色や七夕飾りにも意味があるんです。

 

せっかくお願い事を書くなら、自分の願いに合ったものを飾りたいですよね。

 

短冊の色や七夕飾りの意味をご紹介します。

 

笹、竹

笹や竹というのは、昔から大変縁起の良いものとして知られています。

 

というのも、笹や竹は少々の風では倒れたりすることがなく、力強く真っ直ぐ天に向かって成長していきます。

 

力強くて真っ直ぐに伸びる姿から、どんな困難なことにも負けずに真っ直ぐ上に向かって上昇する大変縁起の良いものだと言われて、商売繁盛の「福笹」や「笹の小飾り」などに使われてきました。

 

じつは笹や竹の葉が風にそよぐ音が神さまを呼ぶと考えられていたので、神さまの依り代となる神聖なものとして扱われていたんです。

 

笹や竹に短冊や七夕飾りをかざるという行為は、直接神さまにお願い事を聞いていただく方法の1つだったんですね。

 

短冊

今はかなりカラフルな短冊が目立ちますが、じつは短冊の色というのも決まっています。

 

この色、じつは古来中国の五行説が由来になっていて、それぞれの色に特別な意味があるんです。

 

  • 赤は、父母や祖先への「礼」をあらわす
  • 青は、徳を積むことの「仁」をあらわす
  • 白は、義務や決まりを守る「義」をあらわす
  • 黄は、友人や知人を大切に思う「信」をあらわす
  • 紫は、学業を指す「智」をあらわす

という意味があります。

 

短冊の色というのは、笹や竹の音に引き寄せられてきた神さまが、願い事を判断するときの目安になりますから、自分のお願い事に合った色を選ぶことが大切です。

 

赤い短冊には、両親やご先祖に「感謝」をする願い事を書く

ご両親や、祖父母、亡くなってしまった方への伝言や感謝を赤い短冊に書くと、神さまがこっそり伝えてくれます。

 

青い短冊には、自分自身の「成長」に関する願い事を書く

「こうしたい」「こうなりたい」という願い事や、商売繁盛、社運隆昌、事業繁栄などは青い短冊に書くといいでしょう。

 

白い短冊には、自分を「律する」に関する願い事を書く

失敗してしまったことで今度はこうしたい、もっとこうしていきたいという願い事は、白い短冊に書くようにしましょう。

 

黄色い短冊には、「人間関係」に関する願い事を書く

友人や職場の人間関係などのお願い事は黄色い短冊に書くようにしましょう。


恋愛や結婚などの願い事も人間関係に当てはまるので、黄色い短冊に書くようにしてください。

 

紫の短冊には、「勉強・試験」に関する願い事を書く

資格試験や新たに何かを勉強する時、出世や昇進などのお願い事も紫の短冊に書くと良いでしょう。

 

七夕飾り

吹き流し

五色にあしらった吹き流しには織り姫の織り糸を表しています。

 

こちらもはた織りや芸術、芸事、技能などが上達するように願いが込められています。

 

網飾り

漁業の網(あみ)を表しています。

 

もともとは大漁を祈願する七夕飾りですが、たくさん魚を取ることから商売繁盛、事業繁栄、良い話や情報を得るなどの意味もあります。

 

巾着

昔は巾着袋にお金を入れていたことから、金運の上昇や財運アップを願う七夕飾りです。

 

紙衣(かみこ)

折り紙で人形や着物を折ったものです。

 

棚機女が神さまに捧げた神衣にちなんだ飾りで裁縫・はた織りや芸術、芸事、技能などの上達祈願の意味があります。

 

他には病気や災いの身代わりになってもらう意味もあるため、災難厄除けの効果もあると言われています。

 

7月7日の「七夕の節句」に取り入れると良い開運フードや開運アイテム

「七夕の節句」の時には、旬のものを食べたり七夕飾りをかざったりしてお祝いをします。


特に邪気祓いできるものが開運アイテムになりますので、ぜひ取り入れるようにしてくださいね。

 

笹団子、笹寿司などの笹を使った食べ物

昔から、笹には邪気を祓う効果があると信じられてきました。

 

笹には殺菌効果があり、笹の葉に食べ物を包むと腐りにくくなります。

 

昔は悪鬼や悪霊が憑くから病気になると考えられていたので、病気を防ぐ薬草には悪鬼や悪霊を祓う「邪気祓い」の効果があるものだと考えられていたんです。

 

悪鬼や悪霊が憑かなければ、病気にならず長く生きられることから、古代中国では延命長寿の薬として用いられていました。

 

また、香りが強いものは悪鬼や悪霊が嫌がると言われ、香りの強いものにも邪気祓いの効果があると言われています。

 

笹には殺菌効果があり、香りも強いので邪気祓いや不老長寿の効果があるといわれているんです。

 

そうめん

七夕にはもともとはた織りや芸術、芸事、技能などの上達を願う意味がありました。

 

そうめん=白い糸であることから、はた織りと関連づけて食べられるようになったと言われています。

 

そうめんは生地を細く長く引き伸ばして作ることから、「幸せや喜びが長く続く」と言われ大変縁起の良い食べ物とされているんです。

 

古来から白いものには邪気を祓う霊力が宿るとされ、不幸を呼び込む悪鬼や悪霊(=邪気)を祓う効果があると信じられてきました。

 

平安時代の七夕行事でもそうめんがお供えされていたと言われています。

 

芸事、技能などの上達を願う七夕の行事と、節句の邪気を祓う行事の意味合いが合わさって、七夕にそうめんが食べられるようになったというわけなんです。

 

甘酒

日本で作られた最初のお酒は「天甜酒(あまのたむさけ)」と呼ばれる甘酒だったそうです。

 

この「天甜酒(あまのたむさけ)」を作ったのは、「木花咲耶姫(このはなさくやひめ)」と呼ばれる女神さまになります。

 

古来からお米で作られたお酒には邪気を祓う霊力が宿るとされ、身を清めるためにさまざまな神事にも取り入れられてきました。

 

七夕に甘酒を飲むことで、不幸を呼び込む邪気を祓い清めることができるので開運になります。

 

江戸時代では甘酒は栄養価が高く夏バテ防止になると暑気払いとして、冷やした甘酒が飲まれていました。

 

暑くなるこの季節にピッタリ。

 

ぜひ、七夕の日は甘酒を飲んで暑さと邪気払いを祓って運気をアップさせましょう。

 

かりんとう

古来中国では七夕の日に、お餅に油をぬってひねり乾かした「索餅(さくべい)」というお菓子を神さまにお供えして無病息災を祈る風習がありました。

 

昔、7月7日の七夕の日に帝の子どもが幼くして亡くなってしまい、
亡くなった子が霊になって疫病を流行らせました。
その亡くなった子の大好きだった「索餅(さくべい)」を供えると、疫病が収まったと言われています。

 

その言い伝えから、七夕の日に「索餅(さくべい)」を食べると厄払いができ、無病息災でいられると考えられています。

 

かりんとうは、中国の「索餅(さくべい)」に一番近いお菓子になんです。

 

じつは、かりんとうは金運アップができる開運フードでもあるのでオススメです。

 

せび七夕の日にはかりんとうを食べて、運気をアップさせましょう。

 

まとめ

  • 「七夕の節句」はもともと神さまにお願い事をする日だった
  • 奇数が重なる「七夕」は「邪気祓い」をすると開運できる
  • 七夕に開運を引き寄せる過ごし方がある
  • 「七夕の節句」に取り入れると良い開運フードやアイテム

七夕を迎える7月7日は日本と中国がずっと昔から特別なパワーを持つ日。

 

七夕はお願いごとを叶えるのにピッタリな開運日ですね!

 

七夕は、子供の行事だけでなく、大人の開運もできちゃう特別な日だったんです。

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