悲惨!祟りにあった人の末路・・・原因と最も簡単にできる対処法

邪気

経営者専門の占い師、瀧上阿珠(たきがみ あじゅ)です。

 

あなたは「祟り」というものを知っていますか?

 

日本で最も知られている崇徳天皇、菅原道真、平将門などの怨霊伝説のように、日本には古来から「祟り」にまつわる言い伝えや怖い話が、数多く存在しています。

 

科学が発達した現代においても「祟り」というのものは確かに存在し、人々に厄災をもたらすこともあるのです。

 

その厄災は、生霊や邪気に憑かれたものとは比べ物にならないほど大きくなります・・・

 

今日は「祟り」の正体とは何なのか、どんな原因があるのか、もしも祟られてしまった場合の対処法などを詳しくご紹介しましょう。

 

祟りとは?

祟り(たたり)とは、神仏や霊魂などの超自然的存在が人間に災いを与えること、また、その時に働く力そのものをいう。(wikipediaより)

簡単に言うと、神さまや霊魂が「許せない!」と怒り狂うあまり、人間に災いを与えるエネルギーを発することを「祟り」と言います。

 

祟りの恐ろしいところは、神さまや霊魂という莫大なエネルギーを持つものが、

 

「許せない!報いを受けろ!!」

 

と全身全霊でエネルギーをぶつけてくることです。

 

しかも怒りが鎮まるまで災いが続くことになるので、昔から「祟り」は恐れられてきました。

 

祟りには2つの原因がある

祟りには、神さまを怒らせた場合と、霊魂を怒らせた場合の2つの原因があります。

 

では、どんな時に神さまや霊魂を怒らせることになるのでしょうか?

 

神さまによる祟り

神さま、仏さま、自然に宿っている精霊などに対して人間が

 

  • 罪を犯したとき
  • 約束事を違えたとき
  • 粗末に扱ったとき

 

などに神の怒りに触れ、祟りが起こると言われています。

 

霊魂による祟り

人の霊、水子の霊、先祖の霊や、動物霊などに対して人間が

 

  • 罪を犯したとき
  • 非情な行いをしたとき
  • 約束を違えたとき

 

などに霊魂が怒りに支配され、怨霊になるため祟りが起こると言われています。

 

怨霊として有名な崇徳天皇、菅原道真、平将門は、非業の死を遂げたことから怨霊になってしまったのです。

 

祟られるとどうなる?

「祟り」として知られてるのは、天変地異や流行り病い、飢饉などの災厄がふりかかると言われていますが、規模が大きすぎてピンときませんよね?

 

神さまや霊魂が個人に対して祟る場合は、自分のみならず家族も巻き込まれてしまいます。

 

生霊や邪気に憑かれる話とは訳が違うので、本当に悲惨な目に遭ってしまうことが特徴です。

 

  • 原因不明の事故や火事などのトラブルが頻発する
  • 家の中で怪奇現象(ポルターガイスト、狐火、ラップ音、悪臭など)が起こるようになる
  • あなたや家族が重いノイローゼや精神的な病にかかる
  • あなたや家族に首から上に原因不明の痛みや病気が起こる
  • 家族が通常では考えられない死に方をする
  • 家族で行方不明者が出る

 

特に神さまを怒らせてしまった場合は、首から上に集中して痛みや病がでると言われています。

 

祟られてしまった人の事例

これは同業者の先生から聞いたお話です。

 

引っ越してから不幸が続き恐ろしくなった人が、とある有名な霊能者さんのところへ相談に行きました。

 

その方の相談を快く引き受け、1週間後に自宅に伺うということになったそうです。

 

有名な霊能者さんは、土地の四隅にとある術を施して結界をはりました。

 

「これであなたの家には異変は起こらなくなる。安心しなさい」

 

と言って帰って行ったそうです。

 

その有名な霊能者さんが言うように、その日からピタリと不幸は納まり、それどころか臨時収入があったり、抽選が当たったり、事業の業績が格段に伸びたり、息子が昇進したりと日に日に良いことが増えていきます。

 

『ああ。あの先生に頼んでよかった。さすが有名な霊能者の先生だ』

 

と大喜びしていました。

 

しかし、喜びも束の間のことで、今度は以前よりも増して良くないことが続くようになったんです。

 

交通事故にあう

原因不明のボヤが起こる

深夜になれば怪奇現象が頻発

息子は精神的な病にかかり怪しげな呪文を部屋で唱える・・・

 

ただ事ではありませんでした。

 

 

じつは、その有名な霊能者さんが施した結界はただの結界ではなく、土地に住む龍神をその家に縫いとめて、龍神の力を使って家を繁栄させるまじないだったんです。

 

当然、そんなことをして祟られないはずがありません。

 

この一家は夜逃げ同然で家を出て消息不明になり、まじないを施した有名な霊能者さんは突然、半身が麻痺して上手く話せない上に動けなくなってしまったそうです。

 

それだけではなく、この霊能者さんは体のいたるところから病変が見つかり、まるで切り刻まれるように手術を繰り返していると言います。

 

それでも殺してもらえないというのも恐ろしいことだと、同業者の先生は話していました。

 

祟られてしまったときの対処法

祟りは、神さまや霊魂を怒らせてしまったことで起こるとお話しました。

 

あなたに心当たりがなくても、知らず知らずのうちに神さまや霊魂に対して粗相をしていることもあります。

 

「祟りかもしれない!」と思ったときには、本当に申し訳なかったと誠心誠意謝ることが大切です。

 

一般的に知られていませんが、じつは謝罪の気持ちを相手に届けてくれ、怒りを鎮めてくれる仏さまがいらっしゃいます。

 

それが「阿弥陀如来」なんです。

 

阿弥陀如来は一心に祈ることでその気持ちを相手に届けてくれる

阿弥陀如来は「はかりしれない光を持つ者」と言われていて、

 

生前どんなに悪い行いをした人でも心を込めて「南無阿弥陀仏」と唱えれば、

 

その大いなる光によって罪穢れを落とし極楽浄土に導いてくださる大変ありがたい仏さまです。

 

そのため、神さまや霊魂を怒らせてしまった謝罪の気持ちを阿弥陀如来に伝えることで、

 

阿弥陀如来の光によって相手の怒りを鎮め、あなたの謝罪を受け入れてもらえるようにすることができます。

 

祟られたときの阿弥陀如来へのお願いの仕方

祟られたときに阿弥陀如来に頼りたいときには、近くの阿弥陀如来を祀っているお寺へ参拝するようにしてください。

 

一度謝るだけではなかなか許してもらえないので、時間ができたら何度も通うようにした方が良いでしょう。

 

そういう意味でも近くのお寺の方が伺いやすいのでオススメです。

 

具体的なお参りの仕方

準備するもの

  • お経本(ご自宅にあるものでOK)
    ※ないようなら「開経偈」「懺悔文」「般若心経」「回向文」が載っているものを買い求めるようにしましょう
  • 数珠
  • お賽銭

 

  1. 合掌して礼拝する
  2. お経本に書いてある「開経偈」を唱える
  3. お経本に書いてある「懺悔文」を唱える
  4. お経本に書いてある「般若心経」を唱える
  5. 「南無阿弥陀仏」を10回唱える
  6. お経本に書いてある「回向文」を唱える
  7. 「(住所)に住む(氏名)が犯した罪をどうぞお許しください」と伝える

もしも、怒らせてしまった相手が明確である場合は、「(住所)に住む(氏名)が○○に対して犯した罪を」としてください。

 

とにかく誠心誠意お詫びする気持ちでお経を読むようにしてください。

 

神社とお寺では参拝作法が違うので注意

神社は参拝するときに拍手を打ちますが、お寺では拍手を打ってはいけません。

 

大まかには同じですが、若干お寺と神社では参拝作法が違います。

 

謝りに行くのに作法が間違っていては元の木阿弥・・・

 

必ず参拝する前に、作法を確認してから伺うようにしてください。

 

 

阿弥陀如来を祀っているお寺

ご本尊としてお祀りされていなくても、別のお堂でお祀りされている場合もあります。

 

阿弥陀如来は大きなお寺であればお祀りされていることの多い仏さまなので、まずはお近くのお寺に確認してみると良いでしょう。

 

長谷寺(神奈川県)

鎌倉の西方極楽浄土と謳われ、1年を通じ「花の寺」として親しまれる長谷寺。

 

阿弥陀堂には阿弥陀如来を安置しています。

 

住所:神奈川県鎌倉市長谷3丁目11?2
アクセス:江ノ島電鉄(江ノ電)長谷駅から徒歩5分
Webサイト:https://www.hasedera.jp/

 

東本願寺(京都府)

東本願寺は、浄土真宗「真宗大谷派」の本山。

 

阿弥陀堂にはご本尊の阿弥陀如来を安置しています。

 

住所:京都府京都市下京区烏丸通七条上ル常葉町754番地
アクセス:京都駅より徒歩7分
Webサイト:http://www.higashihonganji.or.jp/

 

それでもダメならプロを頼ろう!

阿弥陀如来に頼っても、全く改善されない場合はプロを頼るようにしましょう。

 

プロというと真っ先に思い浮かべるのは「霊能者」かもしれませんね。

 

残念なことに「霊能者」という職業の人は「祟り」を納める力がない人がほとんど。

 

それどころか事例のように神さまの怒りをかっている霊能者もいるので注意が必要になります。

 

「できます」と言っていたのに、結局お寺や神社に頼むことになったという話もよく聞くんです。

 

本当に実力のある人を探すとなると大変ですし、時間がかかったりするのも事実。

 

それならばお寺や神社に頼る方が良いでしょう。

 

祟りを納めるのは神社やお寺のご祈祷を受ける

お寺や神社のご祈祷というのは、あなた自身の身についた罪や穢れを祓い去り、心身の清浄と除災招福を願う神事のことです。

 

祟られている場合は、あなた自身に原因があるため「神恩感謝(お寺の場合は「仏恩感謝」)」というご祈祷があります。

 

これは神さまや仏さまに感謝だけを述べるご祈祷になりますので、お詫びと敬意の意味を込めて「神恩感謝(お寺の場合は「仏恩感謝」)」のご祈祷を受けられると良いでしょう。

 

お寺や神社の選び方ですが、霊的な被害については「厄除け」で有名なところですと罪や穢れを祓い去るご利益をより強く得られるのでオススメです。

 

選ぶのが難しいという方に、関東と関西の厄除けで全国的に有名なお寺をご紹介しますので参考にしてみてくださいね。

 

川崎大師/金剛山 金乗院 平間寺(神奈川県川崎市)

「関東三大厄除け大師」の1つ、古くから「厄除けのお大師さま」として知られている由緒あるお寺です。

 

住所:神奈川県川崎市川崎区大師町4番48号
アクセス:京急大師線「川崎大師駅」から徒歩5分
Webサイト:http://www.kawasakidaishi.com/

 

門戸厄神 東光寺(兵庫県西宮市)

あらゆる厄災をはらうという「厄神明王」を祀り、厄除けのお寺として全国的にも有名な場所です。

 

住所:兵庫県西宮市門戸西町2番26号
アクセス:阪急電鉄今津線「門戸厄神駅」から徒歩15分
Webサイト:https://mondoyakujin.or.jp/

 

霊能者や占い師は、どうして祟られているのかという理由を知るためだけに相談すること

お寺や神社を頼る場合、どうして祟られたのかということを詳しく教えてくれるところが少ないので、理由が知りたい人は霊能者や占い師を頼ると良いでしょう。

 

霊的なものの鑑定もしている霊能者や占い師を選ぶときに「有名な人」や「評判のいい人」で選んでしまいがちですが、

 

「怖いことばかり言われて辛い思いをした」

 

「全く親身になって話を聞いてくれなかった」

 

など、自分が思っていたのと全く違う結果になってしまう場合もあります。

 

「有名な人」や「評判のいい人」というよりも、あなたに合っている人を選ばなければ意味がありません。

 

霊的なものの鑑定もしている霊能者や占い師を選ぶときには

 

  1. その霊能者や占い師が大切にしていることは何か
  2. 鑑定の時にどんなことを伝えてくれるのか

というところをしっかり見て選ぶようにしましょう。

 

そうすることで、あなたが知りたかったことが知れますし、人柄も分かって依頼ができるのでストレスがありません。

 

周りの評判に惑わされること無く、しっかり自分に合った人なのかを見て選ぶようにしてくださいね。

 

「祟り」まとめ

  • 「祟り」は神さまや霊魂を怒らせてしまったことが原因
  • 一度祟られると怒りが鎮まるまで災いが続くので要注意
  • 祟りを納めるには「阿弥陀如来」を頼る
  • それでもダメならプロに頼む

「祟り」の原因と対処法について詳しくお伝えしました。

 

もしも、祟られているかもしれない!と感じたら、絶対に放っておかないようにしてくださいね。

 

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