瀧上 阿珠
たきがみ あじゅ
鑑定歴15年目のタロット占い師、開運研究家。
占いアプリ「神言曼荼羅」「思念降ろし」などの監修を手掛け、リリース初日でランキングの1~4位を独占。国内のみならず海外からも依頼が入り、15年間で延べ3万人以上の鑑定経験を持つ。経営者、医師、弁護士、政治家など多くの顧客を抱え、多数のイベント、メディア取材の実績がある。
古くより人々は、満月には神秘的なパワーがあると考え、願い事をしてきました。
実際に満月を眺めていると、自分の願い事を叶えてくれそうな気がしますよね。
そこで今回は、そんな満月のパワーを使って、願い事を叶える方法をお伝えいたします。
そもそも満月って何?
満月とは月に太陽の光が反射して、まん丸に見えている状態のことを指します。
満月が起きるのは月に一回ほどですが、実はこの時、太陽と月の間に地球が入る形で、これらの星たちがほぼ一直線に並んでいます。
つまりこの時、月が太陽の光を受けてまんべんなく反射することができるので、欠けることなくまん丸の状態で地球から観測することできるのです。
満月と運気との関係
そんな何とも不思議な位置関係によって起きる満月ですが、実は古来より満月には神秘的なパワーがあると信じられてきたことをご存じでしょうか?
地球が月と太陽の間にあるこの位置関係の時、地球は月からも太陽からも強烈なエネルギーを受けている状態にあります。
この時、引力が一番強くなるため、引き寄せる力、吸収する力が強くなるのです。
そのため「満月」の日の願い事は、このパワーの影響を受けて叶いやすくなると言われているのです。
実際、古くからこのことが信じられており、満月の日には祭礼をおこなう国が数多くあります。
満月にお願い事をする方法
では、ここではいよいよ満月の日に、願い事を叶える方法について解説します。
この簡単な手順に沿って実践することで、願い事を叶える確率をぐっと高めることができますよ。
①紙に願い事を書き出す
満月の日の願い事は、紙に手書きで書くとより効果的だと言われています。
願い事は、1つの願い事に対して1つの内容という書き方で3~8個程度を目安に書きましょう。
例えば、「起業してお金持ちになりたい」という願いを叶えたい場合は、以下のように書くのが良いです。
「私はさまざまな人の縁や機会に恵まれて、起業しました。その後もたくさんの経験をして自分を磨き、ようやく収入に困らない余裕のある生活ができるようになりました。本当にありがとうございました」
この時、一つ注意点があります。願い事は「~できますように」といった書き方をするのはNGです。満月の願い事は、『~しました』と叶えたい内容が既に叶っている完了形の書き方をするのが大切です。
また、書く際は願い事が叶っている自分の姿をイメージしながら書くようにしましょう。そして、できるだけそのイメージを具体的に書くのがおすすめです。
最後に、感謝の言葉と日付、署名を書き加える事も忘れないようにしましょう。
②書いた願い事を声に出して読む
願いをそれぞれ書き出すことができたら、今度はそれを実際に声に出して読んでみましょう。
この時、願い事が叶った時の事をイメージしながら読むとより効果的だと言われています。
もしその際に「何かしっくりこない」「これじゃない」と感じたら書き直してみてください。何回も書き直すことで、本当になりたい自分の姿がより明確になるでしょう。
③願い事を書いた紙は最後に破って捨てる
読み終えたら、今度は願い事を書いた紙を破って捨てます。
そして、書いた願い事を全て手放し、新しく生まれ変わっている自分を自覚し、感謝の言葉を言いましょう。
「わたしは今生まれ変わりました。ありがとう」という言葉を気持ちを込めて言いましょう。
この作業をすることで、新月に向けて細くなっていく月とともに、あなたのマイナスエネルギーも減っていき、精神が開放されていきます。
満月にお願い事するときの注意点
最後にお願い事をする時の最大の注意点をお伝えします。
それは、願い事を書くタイミングです。願い事を紙に書くときは、満月から24時間以内に書きましょう。
満月より前に書いてしまうと、月はまだ満ちている途中なので、効果が薄まってしまう可能性があるのです。なので必ず満月になってから書くようにしましょう。
書く内容も、満月になってから考える方が、高い効果が得られると言われています。
満月のお願い事 まとめ
- 満月は、太陽と月と地球が一直線に並ぶ時に起きる。
- 満月の願い事は紙に書くことで効果が得られる。
- 満月から24時間以内に願い事を書くことが大切。
月の神秘的なパワーが非常に強まる時が満月です。
正しく願い事の方法を実践することで、この月の強烈なパワーを上手く借り、願いを叶えて下さい。