経営者を占っている、瀧上阿珠(たきがみ あじゅ)です。
「経営者のお仕事は、決断すること。」
と言われるほど、毎日が決断の連続ですよね。
決断に慣れている経営者でも、疲れや悪いことが続くと決断できないときがあると思います。
決断できないときにおすすめの方法が三脈法(さんみゃくのほう)。
三脈法は、危険回避に使われる方法ですが、三脈法をうまく使うと決断するときの後押しをしてくれる方法なんです。
三脈法は、日本国軍も使って実績を残していた方法。
決断できないときにぜひ活用してください。
決断できないときの「三脈法(さんみゃくのほう)」
「三脈法(さんみゃくのほう)」とは24時間~2日以内に降りかかる災難を、身体の3箇所の脈を見て予知する方法のことです。
私たちには潜在的に、生存本能というものが備わっています。
生存本能とは、私たち人間が「生命を存続させる本能」のことです。
その生存本能は危機が差し迫っていることを察知すると、「危険信号」を発して本人に気づかせ、危機を回避する行動をとらせます。
「なんだか良くない予感がする」
「根拠はないけど違和感がある」
胸騒ぎを感じて直感のまま行動をした結果、九死に一生を得たという話はよく聞きますよね?
これは生存本能が「危険信号」を発して、危機を回避する行動を取らせた結果です。
よく誤解されますが、生存本能は事故や災害などの命の危機だけを回避しようとするものではありません。
- 仕事のトラブル
- 人間関係のトラブル
- 金銭的な損失
なども、直接的ではないにせよ、あなたの命を脅かすものの1つ。
生存本能が、これらの未来に降りかかる災難を察知すると脈に出ます。
「三脈法(さんみゃくのほう)」とは、生存本能から脈に出るサインを読み取って、未来に降りかかる災難を予知する方法のことなんです。
「三脈法(さんみゃくのほう)」が予知できるもの
「三脈法(さんみゃくのほう)」は、24時間~2日以内に降りかかる災難やトラブルを予知することができます。
具体的には
- 取引先とのトラブル
- 人間関係のトラブル
- 金銭的な損失
- 株の暴落
- 所有物の破損や窃盗
- 身体的な異常
- 飛行機や車などの事故
- 自然災害
などが予知できます。
「三脈法(さんみゃくのほう)」の使い方
「三脈法(さんみゃくのほう)」は、身体の3箇所の脈を見て予知する方法です。
- 右手の親指で右総頚動脈、右手の中指か人差し指で左総頚動脈を押さえて脈を取ります。
- その状態で右手首の脈を左手で取ります。
- 3箇所の脈が同じように打っているか、ズレていないかを確認します。
3箇所の脈が合っている場合は災難やトラブルはありません。
しかし、脈にズレがある場合は、24時間~2日以内に災難やトラブルが降りかかる可能性がありますので注意が必要です。
最初のうちは脈が合っているのがズレているのか分かりにくいと思いますから、毎日決まった時間に脈を見るようにすると分かるようになってきます。
1日のうちで何度か決まった時間に脈を見る習慣をつけると良いでしょう。
脈のズレで予知される災難やトラブル
①右総頚動脈と手首の脈が合っていて、左総頚動脈がズレている場合
所有している物や金銭に何らかの被害が出る可能性があります。
- 金銭トラブル
- 窃盗
- 株の暴落
②右総頚動脈と左総頚動脈が合っていて、手首がズレている場合
人間関係のトラブルが起こる可能性があります。
- 意見の対立による混乱
- 取引先とのトラブル
- 誰かの策略に嵌る
③左総頚動脈と手首の脈が合っていて、右総頚動脈がズレている場合
身体的な異常やケガをする可能性があります。
- 食中毒
- 持病の発作
- 骨折
- 暴力沙汰に巻き込まれる
④全ての脈がズレている場合
24時間以内に命にかかわる重大な危機が迫っています。
- 地震、津波などの自然災害
- 命にかかわる飛行機事故
- 命にかかわる交通事故
脈のズレを感じたときの対処法
①~③の対処法
心当たりのある手首の脈がズレる理由と対策を思い浮かべながら「三脈法(さんみゃくのほう)」で脈を見ます。
脈のズレが無くなれば、その対策が有効だということなのですぐに実践しましょう。
④の対処法
24時間以内の予定を見直しましょう。
飛行機に乗る場合はキャンセルし、人に会う約束があるなら予定にない人と会う約束を入れて変更することを思い浮かべながら、「三脈法(さんみゃくのほう)」で脈を見ます。
脈のズレが無くなれば、すぐにそれを実行に移してください。
出かける予定がない場合、どんなことをしても脈が合わない場合はその場が危ない可能性がありますから、すぐにそこを離れてください。
移動先で「三脈法(さんみゃくのほう)」で脈を見て、脈が合う場所まで移動するようにしましょう。
「三脈法(さんみゃくのほう)」を使って危機を脱した日本国軍の実話
明治33年の清国事変の際、連合国軍が天津から北京に進軍する途中で、部隊を分けて進撃することになりました。
一部隊の進行方向に障害があるように感じ、指揮官に迷いが生じます。
その場で三脈法を使ったところ、どうしても脈が乱れて取れませんでした。
すぐさま偵察隊を出して行く先の調査をさせたところ、敵の待ち伏せを発見。
進撃せずに引き返して部隊の全滅を免れたという実話があります。
決断できないときに「三脈法(さんみゃくのほう)」を活用する
リスクを伴った重大な決断や難しい決断を迫られた時に、「三脈法(さんみゃくのほう)」を活用することができるんです。
例えば、不採算部門を閉鎖するか否かの決断
閉鎖した場合と閉鎖しなかった場合、それぞれを思い浮かべながら「三脈法(さんみゃくのほう)」で脈を見るんです。
脈がズレるということは何らかの危機が起こる暗示なので、脈が合った方の決断をすれば活路となります。
どちらの質問も脈がズレる場合は、別のルートを考えなければならないということ。
新しい部門として作り変えるなど、違うアイディアを採用する必要があるということになります。
リスクを伴った重大な決断や難しい決断を迫られた時に、「三脈法(さんみゃくのほう)」を活用してみてくださいね。