経営者専門の占い師、瀧上阿珠(たきがみ あじゅ)です。
あなたは人から裏切られた経験はありますか?
- 信頼していた人に会社を乗っ取られた
- 部下にお金を持ち逃げされた
- 信じていた部下に重要な情報をリークされた
信頼していた人から裏切られるのは辛いものですよね。
人はショックなことがあると、視界が狭まり、未来の可能性を見失ってしまいます。
未来の可能性を見失うと、全てのことが辛く感じるようになり、最悪の場合、死に至ると言われているんです。
重圧に押しつぶされてしまう人もいれば、そんな状況下でも成功する人もいます。
じつは、成功者と呼ばれる人たちはタフな精神と類稀な才能を持つ人ばかりではありません。
では、その分かれ道はどこにあるのでしょうか?
私は延べ3万人以上の人生にかかわる中で、成功者がどうやって最悪な状況から自分を持ち直しているのかが分かりました。
今日は、酷い裏切りから傷ついた心を癒し、その経験をバネにして未来を飛躍する方法をお伝えします。
裏切られたときに感じてしまうこと
人はショックなことがあると、起こった出来事に頭の中が支配されてしまいますよね?
数時間前まで味わえていた日常生活の幸福感や喜びは感じられなくなり、
- 信じていたのにというショック
- 自分の不甲斐なさ
- 裏切った相手への怒り
- ずるい人間が得をするという理不尽さ
といった感情があなたの思考を埋め尽くしてしまうはずです。
人はショックなことがあると、視界が狭まり、自分の価値を見失ってしまいます。
自分の価値を見失うと、全てのことが辛く感じるようになり、最悪の場合、死に至ると言われているんです。
2008年、日本では3万2249人もの人が自ら命を絶ちました。年齢別では50代が最も多く、それ以降は60代、40代、30代、70代と続きます。
第二の人生がスタートする50代、60代のみならず、体力や気力も十分で一番人生を謳歌する年代である30代、40代ですら自ら命を絶ってしまうというのは、どういうことでしょうか?
私には、社会が根本的なところでおかしくなっていることを推測させるのに十分なデータだと思えます。
自ら命を絶つ人は、自分の価値を見失っているのです。
あなたが将来の夢や希望に向かって邁進していた頃を思い出してみてください。
「自分にはできる!絶対に達成できる!」と自信に満ち溢れていませんでしたか?
そして、実際に達成できていたのではないですか?
あなたの自信こそが成功するために必要な要素です。
私の鑑定でも、まず自分の価値を再確認することを勧めています。
まずは、あなた自身が自信に満ち溢れていた頃に描いていた将来の夢や希望を思い出してみましょう。
そうすることで、自分の価値が再確認でき、あなたの中に自信と希望が戻ってきます。
成功者がやっている自分を持ち直す方法
成功者たちは、自分の根拠のない自信こそが成功するために必要な要素であることを知っています。
なぜなら、「自分にはこんな未来が達成できる」という自信があれば、それは外側に伝わり変化を与えることができるからです。
3,300万人の人生を変えたアファメーションの祖であるルー・タイス氏は「重要な変化は内側で起きて外側に伝わる」と言っています。
「内側」はあなたの意識のこと、「外側」はあなたを取り巻く環境のことです。
あなたが「社長になる」「独立する」と決めたときのことを思い出してみてください。
その時に「こんな取り組みをしたい」「こんな会社にしたい」と考えていた未来は、ほぼ叶っていませんか?
人によっては想像以上のものを手にしているかもしれません。
あなたが「こうしたい」と描いた未来が強ければ強いほど、それは外側に伝わり変化を与えることができるのです。
意味のある変化は内側から始まります。そのためには、あなたがあなた自身の価値を思い出す必要があるのです。
「信頼していた人に裏切られた」と私のところへ相談に来られ、自信に満ち溢れていた頃を思い出したことで、希望とやる気を取り戻した社長さんの事例をご紹介しましょう。
信頼していた人に裏切られた社長さんの事例
「信頼していた人に裏切られた」と私のところへ相談に来られたのは、建設会社を営む55歳の男性でした。
相談者の社長さんからのご依頼は、
「創業当時から一緒に頑張ってきた幼馴染の共同経営者から裏切られ、会社を乗っ取られた。怒りと憎しみでどうにかなりそうだ。どうにかして裏切った相手に復讐をしたい。どの手段が有効かアドバイスが欲しい」
というものでした。
社長さんの人生の目的が、怒りと憎しみで相手を不幸に落とすことになってしまっていたので、
相手に復讐をしたところで、一時的に、胸がすく思いをするだけで、本当の意味で前向きになれるわけではありません。
相手が買い物しているところを見れば「なんでまだ死んでないんだ」と思い、子供や孫と歩いている姿を見れば「早く不幸になれ」と思うのです。
一度、復讐に取り憑かれてしまえば死ぬまで囚われ続けてしまいます。
それよりも、相手よりも遥かに成功してしまうことが一番後悔させられる方法ではないですか?
とお話したんです。
幾分か冷静になった社長さんはがっくりと肩を落として
「そんなことは分かっているんです・・・でも、ずっと頑張って育ててきた会社だったんです。それをあんな形で乗っ取られてしまって・・・悔しいやら・・・情けないやら・・・」
もう未来に希望が抱けない、そんな風におっしゃいます。
少し気になることがあったので、どうして建設会社を始められたのかというキッカケを伺ったんです。
すると、
「幼馴染から一緒に会社をやらないと声がかかったから建設会社を経営することになったが、もともと全然違う仕事をしようとしていた。クラシックカーが好きで、小さくてもいいからクラシックカーを扱う店をしたいと思っていた」
ということが分かりました。
当時抱いていた夢とその頃の希望を改めて思い出した社長さんからは悲壮感が消え、
「そうだそうだ!もう会社がないんだから、クラシックカーの店が出来るじゃないか!今から何に取り組んでいけばいいのか知りたいんだけどいいかな?」
というご相談に変わったんです。
その結果、自分でも考えていなかった分野に進出、優秀なビジネスパートナーと巡り合い、新事業が軌道に乗って売上を3倍にすることが出来ました。
人はショックなことがあると、視界が狭まり、自分の可能性を見失ってしまいます。
私のところへ相談に来られた社長さんのように、あなたが本当に望む未来を改めて思い出したときに、視界が広がり、自分の可能性や成功のルートを見つけることができるのです。
未来の可能性を見つけて辛い状況から抜け出そう
理不尽な状況に晒されれば、人は誰しも希望を見失います。
希望を見失えば、全てのことが辛く感じるようになり、最悪の場合、死に至ることもあるのです。
そうならないためにも、あなたが本当に望む未来は見定めておきたいものですよね。
私の鑑定では、まずご本人が理想とする未来を改めて思い出すことを勧めています。
そうすることで、視界が広がり、自分の可能性や成功のルートを見つけることができるのです。
意味のある変化は内側から始まります。まずは、あなた自身の理想とする未来を思い出しましょう。
- 立ち直れないほど辛い
- 未来の幸せが描けず困っている
- 自分自身を見失っている
という状態の人は、ご相談ください。
理想とする未来を思いだし、その未来を達成できるお手伝いをしてくれるはずです。