経営者を中心に占いをしている瀧上阿珠(たきがみ あじゅ)です。
神社の参拝作法は分かるけど、お寺ってどうやってお参りしたらいいの?
なんて方のために、お寺参りのお作法をお伝えします。
参拝は気持ちが大切とは言え、やはり礼節に則ってお参りしたいものですよね。
お寺参りも神社の参拝と同じで、基本は「ものすごく目上の人へのお宅訪問」です。
- 入口で挨拶し(山門)
- 邪魔にならないように歩き(参道)
- 身なりを整え(手水)
- 家主に逢い(賽銭箱前)
- 礼節を持って話し(合掌礼拝)
- サインを貰う場合は最後に(御朱印)
お寺参りの作法のポイントはこの6つです。
これさえ押さえておけば、全国どこのお寺であっても恥ずかしくないお参りの作法が身につきます。
知っているようで知らない、お寺参りの作法を流れを追ってご紹介していきます。
誰にでもできる!正しいお寺参りの作法
山門をくぐるとき
山門前で一度足を止めて、本堂に向かって合掌して軽くおじぎをしてから入りましょう。
境内では、帽子は取るようにしてください。
参道の歩き方
他の参拝者の邪魔にならないように左右どちらかに寄って歩くことがマナーです。
神社とは違うので、「真ん中」は神様の通り道という考え方はありません。
「真ん中を歩くのは他の人の迷惑になるからやめましょう」という極めて日本的な考えに基づいています。
手水舎での手の洗い方
- 柄杓に水を汲み、左手、右手の順で洗います
- 左手の平に柄杓から水を受けて、口をすすぎます
- 柄杓を立てて柄を洗います
基本的には、1度柄杓に入れた水で①~③の所作を行います。
瀧上の豆知識
手水舎があるお寺とないお寺があります。
そういう時のために、持っておくと良いアイテムがあるんです。
香木屋さんやお線香を取り扱っている「塗香(ずこう)」です。
これは、手に塗るだけで心身が清められるお香の一種。
魔除けや邪気払いにもなりますから、持っておくとよいでしょう。
ろうそくとお線香をあげる
大きいお寺にはろうそくやお線香があるところがあります。
ある場合は、ろうそくやお線香をあげることでより丁寧なお参りになります。
step
1ろうそくを灯す
他の参拝者のろうそくから火をもらうのは「もらい火」と言って、他人の家の明かり(幸せ)を奪う行為になるのでNG。
灯すときにはお寺の種火か自分のライターで灯すようにしてください。
step
1
お線香はろうそくを灯した場合はそこから火をつけるようにしましょう。
なかった場合は、お寺の種火からつけるようにしてください。
瀧上の豆知識
山火事などの恐れがあるため、ろうそくやお線香を置いていないところも多いです。
ない場合は、行う必要はありません。
しかし、心の中でお供えするようにするとより丁寧です。
お賽銭を入れる
お賽銭は仏様にご奉納するものになりますので、投げ入れることのないように注意しましょう。
合掌して礼拝する
心静かに仏様と向き合い、合掌しておじぎし、お願い事をいいます。
この時に、本堂に祀られている仏様を表す「ご真言」が書かれている場合は、合掌しておじぎをした後、3度ご真言を唱えてからお願い事を言うようにしましょう。
お仕事関係のお願いをされる場合は、会社やお店の所在地も伝えると叶えやすいです。
帰りに山門をくぐるとき
山門をくぐってから、本堂に向き直り合掌しておじぎをしましょう。
正しいお寺参りのご作法 まとめ
今日はお寺参りのご作法について紹介しました。
- 入口で挨拶し(山門)
- 邪魔にならないように歩き(参道)
- 身なりを整え(手水)
- 家主に逢い(賽銭箱前)
- 礼節を持って話し(合掌礼拝)
- サインを貰う場合は最後に(御朱印)
お寺に行かれる際には、参考にしてくださいね。