経営者を中心に占いをしている瀧上阿珠(たきがみ あじゅ)です。
今年ももう年末。会社やご自宅の大掃除をされる人も多いと思います。
大掃除は、1年間お世話になった会社やオフィス、家をスッキリ片付けるだけではありません。
1年間の感謝を神さまに伝えて、来年の発展を祈願する儀式でもあります。
神さまのご利益が来年も受けられるように、大掃除で開運する方法をお伝えします。
難しいことはなく誰でもできます。普段の大掃除に4つのことを加えるだけで開運になり、【自宅がパワースポット】になります。
①大掃除の仕上げはほうきで埃をはらう
②清め砂を入り口に撒く
③お正月飾りは「松の内」に飾る
④神棚のお札は12月28日までに交換
大掃除で開運できる理由
お正月は「歳神さま」という福の神さまが家にやってきて、福を授けてくれると言われています。
新年を迎えるというのは、「歳神さま」をお迎えして去年の感謝と今年1年のますますの発展をお願いする行事。
でも神さまは、穢れたところが大嫌い!
少しでも穢れを感じると逃げていってしまいます。
キレイな場所に、歳神さまをお迎えすると、神さまが心地良く過ごすことができますから、お礼に商売繁盛や無病息災のご利益が頂けるんです。
神さまを迎えるための準備ですから、おもてなしの心を持って大掃除を行うようにしましょう。
大掃除の仕上げをほうきで行う大切な理由とは?!
ほうきには「箒神」という女神さまが宿っています。
箒神さまは邪気祓いと安産の功徳があると言われています。
ほうきで床を掃くことによって、箒神さまの功徳によってそこに溜まった邪気を祓い清めてもらえるんです。
神社仏閣の煤払いでは必ずほうきが使われている理由は、このため。
大掃除の仕上げにほうきで床を掃くという作業をプラスすることで、箒神さまが邪気を祓って幸運を運んできてくれますよ!
箒神さまの豆知識
ほうきを妊婦の足元に置くと安産になるという箒神さまのまじないがあります。
ほうきは掃いて掃除をすることから、簡単にに胎児を外に出すと考えられています。
難産の妊婦さんのお腹をほうきでさするという方法もあります。
妊婦さんがいるご家庭は試してみてくださいね。
清め砂を大掃除でまく理由
「清め砂」というのは神社仏閣で売られている砂のことです。
この砂は、神さまのご神気をまとっているので撒くだけで、その場所の邪気を祓って運気を上げてくれるご利益があります。
「清め砂」の使い方
・右回り(時計回り)で「祓い給え、清め給え」と言いながら撒きます。
・撒き終わった後は、ほうき等で掃いてゴミ箱に捨ててOK。
少量でも効果があるので、事務所の入り口にほんの少し撒くだけでもOKです。
「神さまの力が入った清め砂をゴミ箱に捨ててバチは当たらないの?」と心配する人もいますが、神社仏閣から「捨てても良い。」と推奨されているのでバチは当たりません。
ご安心ください。
お正月飾りは「松の内」に飾る
お正月飾りは、「松の内」と呼ばれる12月13日以降に飾り付けをします。
「松の内」というのは、お正月に来た神さまが宿るお正月飾りを飾っておく期間のこと。
最近では「松の内」というとお正月から1月7日くらいまでを言うことが多いですが、本来は12月13日の煤払いの日から1月15日まで。
神社やお寺は昔のしきたり通り、すす払いの行事が終わってから門松を飾るところが多いです。
12月31日になって飾り始めるのは、「一夜飾り」と呼ばれて良くありません。
かといって、29日も縁起が悪いとされているので控えたほうが無難・・・。
クリスマスの終わった12月26日~28日ごろまでに飾るようにしましょう。
【重要】神棚のお札を交換するタイミング
神棚のお札は、新年を迎えるまでに交換する必要があります。
お正月飾りと一緒で年末ギリギリに交換するのは失礼にあたるので、12月26日~28日ごろまでに新しいお札にするようにしましょう。
古いお札については、1月15日頃にお正月飾りや古いお守り、古いお札を焼く「左義長」という行事がありますから、そこでお焚き上げしてください。
もしも近くで行っていないようならば、神社に「古札入れ」という古くなったお札を納める場所がありますから、そこに納めるようにしましょう。
大掃除で開運【自宅をパワースポットにする方法】まとめ
大掃除で開運する方法を4つの方法を紹介しました。
①大掃除の仕上げはほうきで埃をはらう
②清め砂を入り口に撒く
③お正月飾りは「松の内」に飾る
④神棚のお札は12月28日までに交換
神さまをお迎えするために、1年の間に溜まった穢れを祓うのが「大掃除」です。
しっかり穢れを落として、良い新年を迎えられるようにしましょう!