経営者の成功を後押しする占い師、瀧上阿珠(たきがみ あじゅ)です。
あなたは人に対して妬みや嫉妬心を抱いたことはありませんか?
- あまり良い噂を聞かない人間がチヤホヤされている
- 非道な手段を使っている相手がどんどん成功していく
- 汚い手を使う人間が評価されて有名になる
など、 ずるい人間が得をするという理不尽さを感じるときがあります。
「どうしてアイツばかり」と強く思ったときに、強い妬みや嫉妬心が湧き上がってくるものです。
嫉妬や妬みといったマイナスな感情を抱え込むと、自分自身が次々とマイナスの感情を生み出してしまい、うまく対処できずに振り回されてしまうことがあります。
そうならないためにも、
- 妬みや嫉妬心の正体
- 妬みや嫉妬心を抱いてしまう原因と対処法
- 妬みや嫉妬心を抱いたときに絶対にやってはいけないこと
を紹介します。
妬みや嫉妬心の正体とは?
妬みや嫉妬心や妬みを抱きやすい人には、共通していることがあります。
それは何か分かりますか?
「俺は今、頑張っている」と感じることをやり続けているということなんです。
「頑張っている」と聞くと良いことに感じるかもしれませんが、実はそうとは限りません。
冒頭でもお話していますが、「どうしてアイツばかり」と強く思ったときに、強い妬みや嫉妬心が湧き上がってきます。
- あまり良い噂を聞かない人間がチヤホヤされている
- 非道な手段を使っている相手がどんどん成功していく
- 汚い手を使う人間が評価されて有名になる
この「どうしてアイツばかり」という言葉の頭には、「俺はこんなに頑張っているのに」という言葉が付きます。
強い妬みや嫉妬心の裏側には、「俺はこんなに頑張っているのに、どうしてアイツばかり」という言葉が隠れているんです。
「すごく頑張っている」と感じる状態というのは、それだけ投入するエネルギー量が多いことを意味しています。
人は「やりたいこと」や「楽しいこと」をやっている時よりも、「やりたくないこと」や「楽しくないこと」をやっている時の方が多くのエネルギーを使います。
簡単に言うと、「やりたくないこと」や「楽しくないこと」をやっている時というのは、坂道を全力で走っている状態と同じなんです。
坂道を全力で走るのは疲れますし、とても苦しいですよね?
だから、「俺はこんなに苦しいのに、どうしてズルをしているアイツばかりが良い目を見るんだ!」と強い妬みや嫉妬心が湧き上がってしまうことになります。
つまり、強い妬みや嫉妬心を抱くのは「やりたくないこと」をやり続けてしまっているからなんです。
あなたが妬みや嫉妬心を手放せない本当の理由
「勝者は決してあきらめない。あきらめる人には勝利はない」という言葉をよく聞きますよね?
何かをやめるのを自分に納得させるのはなかなか難しいもの・・・
それは、そこに投入した時間とエネルギーが大きくなればなるほど、「ここでやめてしまうと勿体無い!」と感じてしまうからなんです。
やりたくないことやうまくいっていないことに時間やお金、エネルギーを投資し続けるのは、結果的に自分を惨めにします。
けれども、成功したいと思っているので「断念」することが、自分のなかでは挫折のように思えてしまう人が多いんですね。
挫折と結びつけると、何かを断念することを受け入れるのは感情的に苦しくなってしまうため、なかなか決断できなくなってしまいます。
その結果、「やりたくないこと」がやめられず、「俺はこんなに頑張っているのに、どうしてアイツばかり」と強い妬みや嫉妬心を抱いてしまうんです。
妬みや嫉妬心を昇華させる簡単な方法
妬みや嫉妬心を昇華させる簡単な方法をお伝えします。
ステップ1:嫉妬心や妬みの元の感情を昇華させる
あなたを悩ませている嫉妬心や妬みといったマイナスの感情は、
- まず自分自身の妬みや嫉妬心を認める
- 何を妬んでいるのかを明確にする
という2つのことを行えば、たった5分で昇華することができてしまいます。
まずは、あなた自身が「〇〇さんに嫉妬している」ということを認めてください。
そして、あなたが相手のどのようなところに嫉妬や妬みを感じているのかをノートに書きだしてみましょう。
- 活躍がすごくて羨ましい
- 酷いことをしているのに笑ってすごしているなんてズルい
- 自分ももっと認められたい
など、色んな感情が出てくると思います。
思いつく限り、どんどん書きだしていってください。
もう出ないなと感じたら、そのノートを客観的に眺めてみましょう。
そうすると「何に対して嫉妬していたのか」が明確に分かるはずです。
「何に対して嫉妬していたのか」が明確になることによってマイナスの感情を昇華され、相手に対して妬みや嫉妬を感じることがなくなります。
ステップ2:妬みや嫉妬心の根本原因である「やりたくないこと」をやめる
人の行動は基本的に4つに分類できます。
- やりたいこと
- 特段楽しいと感じることはないが負担にも感じないこと
- できるけどやりたくないこと
- やりたくないこと
「できるけどやりたくないこと」「やりたくないこと」の比率が大きくなると、
「俺はこんなに頑張っているのに」と感じるようになるので、強い妬みや嫉妬心が湧き上がることが増えてしまうんです。
この比率を知るためにも、仕事やプライベートの行動を分解して、4つに分類してください。
「できるけどやりたくないこと」「やりたくないこと」が増えている時は、
- やめられるか考える
- 効率化できるサービスを利用する
- 人に任せる
など、適切な対応をして、「できるけどやりたくないこと」「やりたくないこと」の比率を下げるようにしてくださいね。
マイナスの感情に振り回されない習慣
嫉妬心や妬みのようなマイナスの感情に振り回されてしまうのは、頑張りすぎてあなたの心の状態が悪い方に傾いているサインです。
つまり、心の状態を整えてあげることで、嫉妬心や妬みのようなマイナスの感情を抱かなくなります。
具体的には、
- 旅行にいく
- 自然の中でゆったり過ごす
- 好きなものを食べる
- 自分の時間をたくさん持つ
- 温泉に行ったりしてホッとできる瞬間を作る
- マッサージにいく
などなど、些細なことでも心の状態を整えることになります。
頑張りすぎて心が疲弊しているので、「ホッ」と体の力が抜けることをすることがポイントです。
心の状態が整うと、「あんなに相手のことが気になって仕方がなかったのに、今では本当にどうでもいいな」と感じるようになります。
「ホッ」と体の力が抜けることを習慣に取り入れることで、マイナスの感情に振り回されなくなるのでオススメです。
嫉妬心や妬みを抱いた時に絶対にやってはいけないこと
嫉妬しない方法として、一般的によく言われているのが
- 比較対象を他者から自分自身にすること
- 他人に執着せず、自分に集中すること
- 自分の長所を見つけ自信をつけること
- 嫉妬を逆手にとり、相手を目標として据えること
などです。
一見すると、とてもポジティブですし、有効な手段のようにも見えますよね。
一般的には、嫉妬は自分と他者を比較することで引き起こされる感情だと考えられているので、自分の評価を他者の評価と比較し、勝手に優劣をつけていると考えられています。
だから、比較対象を他者から自分自身に変更したり、嫉妬をしている相手を目標にして成長するためのエネルギーに変えてしまうという方法が、一般的には推奨されているんです。
占い師の私から言わせると、この一般的な方法は絶対にやってはいけません。
その理由は、根本的な原因の解消をしないまま行動をしてしまうというのは、あなたの感情に蓋をする行為になります。
蓋をしてしまうことで、感情の波による思考や行動の乱れは「ゴミ」となって頭の中に溜まってしまうんです。
その結果、常に頭の中がザワザワ、ゴチャゴチャ・・・
常に頭の中では色んな思考が渦巻いていて、心が休まらない状態になってしまいます。
頭の中に「ゴミ」が溜まってしまうと、
- 気持ちが沈んで憂鬱な気分が続く
- 自分の未来に対して希望が持てない
- 何をするにも億劫になってモチベーションが保てない
というように、さらに悪い状態を招くようになってしまうんです。
そうならないためにも、感情に蓋をする一般的な方法は絶対にやらないようにしましょう。
妬みや嫉妬心を抱いた時の対処法 まとめ
妬みや嫉妬心を抱いた時の対処法と絶対にやってはいけないことをお伝えしました。
人はやりたくないことをやっているときに、自分に負荷をかけてエネルギーを浪費しています。
そんな中、他人が評価されると「なんであいつばかり!」となってしまうことをお伝えしました。
一般的な対処法はオススメできません。
頑張りすぎて心が疲弊している証拠なので、ホッと一息つけることをしてくださいね!