経営者の占いをしている瀧上阿珠(たきがみ あじゅ)です。
心が休まらないときってありますよね。
いつも気持ちがパンパンに張りつめていて、重労働をしたわけでもないのにすぐに疲れてしまう。
そんな自分を、「だらしない!」と責めてしまい、もっと頑張ろうとする。
いつの間にか自分を追い詰めてしまい、ますます心が休まらなくなっていく。
そんな経験ありませんか?
私たちは日々、仕事やSNS、ネットニュースなど膨大な量の情報にさらされています。
1日に処理すべき情報量は増え、なかなか心が休まる時間を持てません。
- 将来のこと
- 仕事のこと
- 不安に感じていること
- 否定されたこと
- 他人との比較
- どうにもならないような過去のこと
- どうでも良いこと
ダメだダメだと思いながらも、頭の中では絶えず、そんなことを考え続けてしまう・・・
そんな状態になってしまうのは、頭の中に「ゴミ」が溜まってしまっているからなんです。
今日は、心休まる日が送れるように、頭の中の「ゴミ」をとる方法をお伝えします。
心が休まらない頭の中のゴミが溜まる理由
人は感情から強い支配を受けています。
- 苦手な得意先から理不尽なことを言われてショックを受ける
- 大事なプレゼン前に渋滞につかまってイライラする
その時々に感情を排出してスッキリできればいいですが、多くの人は「感情的になってはいけない。冷静にならないといけない」と感情に蓋をしてしまいます。
蓋をしてしまうことで、感情の波による思考や行動の乱れは「ゴミ」となって頭の中に溜まってしまうんです。
その結果、常に頭の中がザワザワ、ゴチャゴチャ・・・
常に頭の中では色んな思考が渦巻いていて、頭がカラッポになって頭が休まるときがありません。
心が休まらない状態になってしまいます。
心が休まらない人ほど、「やる気スイッチ」を押す日課を持っています。
- 毎朝決まったコンビニで決まったコーヒーを買う
- 決まった時間に決まった場所でタバコを吸う
思い当たることはありませんか?
この行動は、頭の中のモヤモヤを追い払って集中するために、特別なモードに自分を切り替える「儀式」のようなものです。
つまり、頭の中のモヤモヤが大きくなりすぎているために特別な行動が必要になっている・・・
頭の中の「ゴミ」がパンパンになっている状態なんです。
頭の中に「ゴミ」がかなり溜まってしまうと、
- 気持ちが沈んで憂鬱な気分が続く
- 自分の未来に対して希望が持てない
- 何をするにも億劫になってモチベーションが保てない
状態になってしまいます。
脳が疲れ切っている状態です。
心が休まらない原因の頭に溜まった「ゴミ」の正体とは?
頭に溜まった「ゴミ」の正体は「感情」のことなんです。
感情の構造は至ってシンプル。
自分が悲しいと思ったら悲しい、悔しかったら悔しい、それを感じるだけで消えてしまいます。
しかし、多くの人は「感情的になってはいけない。冷静にならないといけない」と蓋をしてしまうので、感情を感じることが出来ず、消えずに残ってしまうんです。
心が休まらない時の頭の中のゴミを無くす方法
頭の中に「ゴミ」が溜まりすぎているのだから、対処法は「頭の中のゴミを捨てる」という方法があります。
「頭の中のゴミを捨てる!?それって難しくないの?」
と感じる人もいるかもしれませんが、難しいものではありません。
先ほど、頭に溜まった「ゴミ」の正体は「感情」のことで、自分がどう感じているかを感じるだけで消えてしまうとお話しました。
つまり、感情を感じるだけで簡単にゴミが捨てられるということなんです。
頭の中のゴミを捨てる方法(感情の感じ方)
感情の感じ方のポイントは、「抽象的な感じ方で良い」ということです。
抽象的な感じ方というのは、
「モヤモヤする」
「ザワザワする」
「冷たい」
「トゲトゲしている」
「赤い」
「黒い」
などの表現で、頭の中で感じること。
「怒っている」という表現でも、人はさまざまな感情を感じています。
だから、抽象的な感じ方をすることが一番適切な感じ方なんです。
感情を感じて心休まるようにする具体的な方法
あなたの頭の中がモヤモヤ、ザワザワしている状態や、いつも気持ちがパンパンに張りつめて心が休まらない状態に意識を向けてみましょう。
そうすると、体のどこかが落ち着かなくなったり、何かしら反応したりすると思います。
「胸の辺りが真っ黒に染まって重くて苦しい感じがする」
「首のあたりがチリチリと熱い」
反応は人によって様々なので、あなたが感じたこと全てが正解です。
抽象的な言葉であるがままに感じるようにしましょう。
これが感情を感じて消している状態なんです。
心地よいものではないので、落ち着かないし、居心地の悪さを感じるかもしれません。
あまりの居心地の悪さにあなたの思考が「別の何か」を考えさせようと意識を変えてくることもあります。
しかし、じっと我慢して「体のどこ」が「どのように反応しているのか」を感じ続けるようにしてください。
思考がズレてしまったと気づいたら、思考を体にフォーカスして「体のどこ」が「どのように反応しているのか」を感じるようにして意識を戻しましょう。
時間が経つにつれて、落ち着かない感じがすーっと消えていきます。
それが感情を感じて消えた(頭の中のゴミが捨てられた)合図です。
頭の中のゴミが無くなったらまずはリフレッシュする
頭の中の「ゴミ」が無くなると活動的な思考になるので
- 久しぶりにゴルフに行きたい!
- ダイビングしに行こうかな?
- ジムで体を動かしたい!
- 久しぶりにあの店でご飯を食べよう!
「好きだったこと」
「興味があったこと」
「やりたかったこと」
が次々と湧いてくるはずです。
それは、頭の中にゴミが溜まっていて動けなかった「静」の状態から、活動的に動く「動」の状態に自分を切り替えようとしているサイン。
どんな些細なことでもいいので、湧き上がってきた衝動に従って「好きだったこと」「興味があったこと」「やりたかったこと」をやるようにしましょう。
そうすることで、あなたのモチベーションが上がり、仕事のパフォーマンスを上げることが出来ます。
心が休まらない まとめ
多すぎる情報にさらされている現代の人は、誰しも心が休まらない状態になり得ます。
最近、疲れが取れない・・・
良いアイデアが生まれない・・・
趣味に興味がなくなってしまった・・・
という人は、心が休まらない状態になっている可能性があります。
頭の中にゴミが溜まっている可能性がありますので、感情を感じてゴミを取るようにしてください。
自分でも驚くほど、前向きな自分に戻って活動的になりますよ。