【タフな精神力を養う】困難を乗り越えるために成功者がやる3つのこと

精神力

経営者の占い師、瀧上阿珠です。

 

経営者はすべての責任を負うことが仕事。

 

なんて言われますが、タフな精神力を養うことが必要な仕事ですよね。

 

「今後のビジネスに必要だと思って、借金をして企業買収をしたら、中身はスカスカ。

借金の額は2億、回収できる見込みはない。

買収した企業に勤めていた優秀な社員は退職してしまった。

残ったのは建物と売り物ならない商品・・・」

 

なんて、悲惨は話を教えてもらったことがあります。

 

でもその社長さんは、そこから強靭な精神力を発揮して、事業をよみがえらせました。

 

「当時は社員や株主から叩かれて大変だった・・・」

 

と振り返ります。

 

良いときもあれば悪いときもあるのが、会社経営。

 

悪いときに潰れてしまわないタフな精神力を養う方法を今日はお伝えします。

 

強い精神力を養うために必要なこととは?

精神力

実はもともとの私たちに、必要な精神力は備わっているんです。

 

しかし、現代社会は多くのストレスを抱えるので、精神力が低下してしまいます。

 

低下した精神力を改善し、強い精神力を養える3つの方法をお伝えします。

 

1.自己理解を深める

人は感情から強い支配を受けています。

 

  • 信頼している人から裏切られた!
  • 仲の良い人がなくなってしまった!

 

とても強い怒りや悲しみに襲われたとき、多くの人は「感情的になってはいけない。冷静にならないといけない」と感情を押し込めてしまいます。

 

感情を押し込めてしまうと、怒りや悲しみといった感情の波による思考や行動の乱れは精神力の低下を引き起こしてしまうんです。

 

人間の本来の姿は、

 

  • 寝たいと思ったら寝る
  • 嬉しいと思ったら嬉しい
  • 悲しいと思ったら悲しい

 

それが人間らしい普通の姿。

 

しかし、社内のしがらみや過去からの義理、競合他社の影響など、感情や思いを押し込めて舵を切らなければならないこともあります。

 

そうした感情を押し込めることの蓄積が精神力の低下を引き起こしてしまうんです。

 

まずは、「自分は本当はどう感じていたのか」「本当はどうしたかったのか」ということと向き合うことが先決。

 

自分では難しい場合は、

 

・写経
・座禅
・瞑想やヨガ

 

といった内省を促す体験をすることで自己理解を深めることが出来ますのでおすすめです。

 

 

健全な肉体を作る

身体の健康なくして心の健康はないし、その逆も然り。

 

昔から「健全な精神は健全な肉体に宿る」と言いますが、身体が病んでいると気力が低迷し、結果的に精神力も奪われてしまいます。

 

強い精神力を養うためには心のことだけではなく、身体のケアも重要なんです。

 

  • 肩が痛い
  • 腰が痛い
  • お腹が痛い
  • 便秘がち
  • 冷え性

 

気にならない程度の症状でも、確実に気力を蝕みます。

 

まずはその症状を改善するために行動しましょう。

 

  • 自分のために質の良い食べ物を取る
  • 旬のものを好んで食べる
  • 適度な運動をする

 

など、取り組みやすいところから始めてみるのも効果的です。

 

一度、自分の健康な状態が分かれば、精神力が低下する前に改善できるようになります。

 

 

ひとりの時間を作る

仏教には「無我の境地」という概念があります。

 

無我の境地とは?

雑念を排除し、完全にものに執着しなくなった心持のこと。自己というものを無我の境地に至らしめること。(Weblio類語辞典より

簡単に言うと、「無我の境地」とは雑念や無駄な思考のない自分自身の静かな中心に身を置いている状況のことです。

 

私たちは、知らず知らずの間に相手に合わせた「自分」を演出しています。

 

  • 経営者としての自分
  • 親としての自分
  • 友達としての自分
  • 子供のしての自分

 

無意識に切り替えているので、ほとんどの人は自分が演じているなんて気づいていません。

 

しかし、無意識でも「自分らしくない」ことの積み重ねは雑念や無駄な思考のキッカケを生み、精神力を低下させる原因になります。

 

家族や友人と過ごすのではなく、あえて「ひとりの時間」を作ることで、演じていた自分から一時的に切り離して「リセット」することができるんです。

 

リセットの仕方は人それぞれですが、

 

  • 一人旅をする
  • 散歩に出かける
  • 自然の中でぼーっとする

 

などの取り組みやすいところから始めてみると良いでしょう。

 

自分をリセットする時間を持つようになると精神力が低下しにくくなるのでおすすめです。

 

 

強い精神力を養うにはウォーキングが効果的

ウォーキング

先ほどお伝えした強い精神力を養える3つの方法を全て網羅しているのが「ウォーキング」です。

 

1人でウォーキングに出かけることで、自分をリセットする時間が持てますし、適度な運動によって健全な肉体を作る活動にも繋がります。

 

そして、1人で黙々と歩いていると自己内観の時間になっていきますから、自己理解を深めることにもなるんです。

 

おすすめな時間帯は「朝」

朝にウォーキングすることで、強い精神力を養う効果が倍増するんです。

 

その理由は、朝日には不安などの感情をコントロールするための「セロトニン」を分泌させる効果があるから。

 

朝にウォーキングすることで、朝日を沢山浴びることができますから効果的というわけなんです。

 

「セロトニン」は朝日を浴び始めてから20分後に生成されるので、20分以上はウォーキングするようにしてください。

 

他にも、

・朝日を浴びると体内時計がリセットされるので質の良い睡眠が得られる

・太陽光を長く浴びると体格指数(BMI)が低くなるという研究結果がある

 

など、科学的に証明された効果もあります。

 

占い師が教えるウォーキングの効果

占い師の私だからお伝えできるウォーキングの効果を紹介しますね。

 

1.浄化されストレスが解消される

交感神経と副交感神経のバランスが整い、身体の緊張も柔和されていくため、深いリラックス効果が得られます。

 

2.洞察力、直観力、創造力が高まる

ウォーキングは雑念を捨てる効果があるんです。

 

今この瞬間に深く集中していくことを繰り返していくことで、一種の瞑想状態となり、結果さまざまな能力が発揮されやすくなります。

 

3.情報の要否がクリアに考えられる

一種の瞑想状態に入るので、マイナスの思考に飲み込まれません。

 

マイナスの状態を客観的に観察する時間を持てるので、今考えていることが必要か否かが判断できるようになります。

 

「歩くことはもっともクリエイティブなことだ」と語るお茶の水大学名誉教授・外山滋比古氏

以前、ひょんなことから皇居の周囲を総長にひとりで散歩していました。無心で歩いていると自分の頭がキレイになっていくのがわかる。嫌な感情が消えていき、いろんなアイディアが次々と沸きあがってくる。30分も歩けば、新しい自分に生まれ変わった感覚でした。当時はまだ、皇居の周囲を散歩する人はあまりいなかったけれど、ウォーキングが流行となって歩き始めた人々は『長生きしたい、健康のため』と余計なことを考えて仲間と集団で歩いている。歩くことはもっとクリエイティブなことだと私は思っています。(PRESIDENT 2019年3/4号『毎日毎日、幸福感に包まれる生活のコツ』より)

累計225万部の大ベストセラー『思考の整理学』(ちくま文庫)の著者である外山滋比古氏は、95歳となったいまでも広い分野で研究を続けていらっしゃいます。

 

原稿に詰まって散歩に出ると、頭の働きが良くなり、気分も明るくなることを発見して以来、ウォーキングは生活の一部なのだそうです。

 

そんな外山滋比古氏は、ウォーキングに出かけると様々なアイディアが出てくるので、必ずメモ帳とペンは忘れずに持って行き、新しい発想が湧いたらすぐにメモをするんだとか。

 

95歳になっても知の巨匠として活躍されている裏側には、精神力を養えるウォーキングの存在があるのだと思います。

 

タフな精神力を養う方法:まとめ

経営に必要なタフな精神力を養うためには、3つのことが必要です。

 

  • 自己理解
  • 健康な肉体
  • 1人の時間

 

精神力を養うために、ウォーキングがおすすめ

 

ぜひお試しください!

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