瀧上 阿珠
たきがみ あじゅ
鑑定歴15年目のタロット占い師、開運研究家。
占いアプリ「神言曼荼羅」「思念降ろし」などの監修を手掛け、リリース初日でランキングの1~4位を独占。国内のみならず海外からも依頼が入り、15年間で延べ3万人以上の鑑定経験を持つ。経営者、医師、弁護士、政治家など多くの顧客を抱え、多数のイベント、メディア取材の実績がある。
半年が経つのはあっという間ですね。
上半期はどのように過ごされていましたか?
上半期から下半期の境となるのが夏至です。
移り変わりの日となる夏至は、開運にピッタリな日でもあるんです。
夏至の後に迎える下半期をすてきなものにしたいですね。
そこで下半期にスタートダッシュを切れるように、
夏至が持ってきてくれる「陽の気」をあますことなく受け止められる過ごし方を紹介します!
夏至で開運が出来る理由
そもそも「夏至ってどんな日なの?」と訊かれると難しいですね。
「1年間を通して一番昼が長い日?」
実はそれだけではないんです!
まずは夏至が「どんな日なのか」についてお話ししていきます。
二十四節季の10番目にあたるのが夏至です。
二十四節季は1年間の太陽の動きを24等分にした中国古来の暦で、
夏至の他にも、春分や秋分、立春、立秋、冬至などがあります。
夏至は、1年で一番昼(日の出から日の入りまで)の時間が長い日で、毎年6月21日か22日に巡ってきます。
昼が長くなるのは北半球で、南半球では1年で一番「昼が短い日」になります。
日本は北半球に位置しているので「昼が長い日」です。
これだけでも夏至は「特別な日」って感じがしますね!
夏至の開運効果!物事を前に進める力
それでは昼が長いとどうなるのでしょうか?
ここでは陰陽思想の視点で夏至を見てみましょう。
陰陽思想は古来中国が宇宙の成り立ちについて考えたものです。
壮大なのでシンプルにいきますね!
陰陽の陰は「静」、陽は「動」を表しています。
陽の属性を持つものの象徴が太陽です。
と言うことは・・・
1年で一番昼が長いと言うことは、1年で一番長く太陽が輝いている。
太陽は「陽の気」の象徴。
夏至は「陽の気」が1年で一番満ちている日と言えます!
陽がもつ「動」とは活動のエネルギーを指していて、物事を動かす力を意味しています。
つまり、夏至は、1年のなかで一番、物事を動かす力の強い日のことを言うんです。
夏至のパワーを取り入れるオススメ開運術
新しい計画を立てる
陽の気は物事を動かす力がありますので、「新しい計画を立てる」ことがオススメです。
夏至の日を境にして一年間が上半期から下半期に移ります。
夏至は、陽の気が最高に高まる日であると同時に、1年の「移り変わり」の日でもあるんです。
「移り変わり」の日ということは、切り替えられる日でもあります。
もしも、上半期があまり良くなかった人やツイていなかった人がいれば、
運気を切り替えるチャンスです!
ぜひ夏至の日の「物事を動かす力」と「運気を切り替える力」を最大限に活用して、
より良い下半期を迎えるようにしましょう!
不要なものを断捨離する
夏至という特別な日を迎えるためには事前の準備も大切。
風水では、使っていないモノを溜めておくことは「古い気を溜めこむこと」につながり、「邪気」を帯びると考えられています。
「邪気」というのは放っておくと周りの良い気を汚して、悪い気に変えてしまう恐ろしいもので、風水においては忌み嫌われている存在です。
「いつか使う」「使えるのに捨てるのはもったいない」と思って持っているだけなのに、あなた自身の運気を下げてしまう可能性があるのです。
せっかく夏至という特別な日を迎えるのに、「邪気」がひしめき合っているのでは開運したくても開運できませんよね。
夏至という特別な日のパワーを最大限に活用するためには、まずは身の回りの整理からはじめましょう。
- デスク周りの整理
- 本棚の整理
- 不要なレシートや領収書の整理
- クローゼットやメイク道具の整理
- 使わずに放置してしまっているものを捨てる
- 使えなくなったものを捨てる
余計なモノを捨てたり、整理するだけで、運気を悪くする根本原因である「衰気(すいき)」や「殺気(さっき)」を消すことが出来ます。
キレイな場所には、私たちの運を高めてくれる「旺気(おうき)」が寄ってきますから、
夏至という特別な日のパワーを最大限に活用できるようになるんです。
トイレなどの水回りの掃除をする
夏至は梅雨の時期とも被ります。
梅雨の時期はどうしてもトイレなどの水回りが湿気でジメジメしてしまいますよね?
水回りというのは、じつは運の流れに大きく関係する場所になります。
水回りが汚れてしまうと、悪い運気を全体に流してしまうことになるのでよくありません。
ジメジメした気持ちを吹き飛ばすためにも、特に不浄なものを流してくれるお風呂やトイレなどの水回りをキレイにしましょう!
太陽の光をたくさん浴びる
太陽の光を浴びるのは、全体に陽の気が充填できるのでオススメです。
外出したり、散歩に出かけたりして、できるだけ太陽の光を体いっぱいに浴びるようにしましょう。
もしも、夏至の日がくもりや雨だったら?と不安になる方もいるかもしれませんが、
太陽が出ていなくても、外には夏至の太陽のエネルギーが降り注いでいます。
ぜひ夏至の日はできるだけ外にいて、太陽のエネルギーを体いっぱいにチャージするようにしてくださいね!
なりたい自分ややりたいことをイメージする
夏至の日は「物事を動かす力」と「運気を切り替える力」が、1年で一番高まる日ですから、
なりたい自分ややりたいことをイメージすると叶いやすくなります!
「こうなりたい!」「これをやりたい!」ということを
とにかく、たくさんイメージするようにしましょう!
このときに、絶対に守って欲しいポイントが2つあります。
1つは、できるだけ具体的にイメージすること。
もう1つは、やれそうなことを1つ実行すること。
この2つです。
ポイント1:できるだけ具体的にイメージする
- 好きな時に海外旅行に何泊も行く
- 外食は高級なレストランで食べる
- 憧れてたタワーマンションに住む
- 高級車に乗った彼氏が迎えに来てくれる
- こころ豊かに静かに暮らす
- 誰にも邪魔されない時間をもつ
- 精神的に満たされた生活を送る
「こうなりたい!」「こうだったらいいな!」というイメージって誰にでもありますよね?
ただ漠然と「海外旅行に行きたい!」とイメージするよりも、
「ハワイで1週間くらいのんびりしたい!ビーチでカクテルを飲みながら、波の音を聞いて過ごしたり、ハワイのパワースポットにも行ってみたい!」
という感じで、具体的にイメージすればするほど、
夏至が持っている「物事を動かす力」が強く働いて叶いやすくなるんです。
- どんな服を着ている?
- どんな気持ちでいる?
- どういう場所がいい?
- どんな会話をしている?
- どんなことをしたい?
細かいところまでしっかりイメージすると叶うスピードが速くなるのでオススメです。
イメージを強く持つために、イメージに近い写真を手帳やノートに貼るのも効果的!
写真があった方が良いという人はぜひ試してみてください!
ポイント2:やれそうなことを1つ実行する
たくさんイメージした「こうなりたい!」「これをやりたい!」ということの中で、やれそうなことを1つ実行してください。
やれそうなことを1つ実行することで、夏至の「物事を動かす力」にスピードを乗せることができるので、
より早く叶えることが出来るようになるんです。
例えば、「旅行に行く!」とか「エステに行く!」ということであれば、
少し時間とお金を工面すれば実行することができます。
1泊の旅行が難しければ日帰り旅行でもいいですし、
高級なエステや旅館じゃなくて、自分の手が届く範囲の場所を利用すればOKです。
あくまでも目的は、夏至の「物事を動かす力」にスピードを乗せることなので、
出来る範囲で実行するようにしてくださいね!
夏至の陽の気を取り込む開運フード
タコ
じつは夏至の日にはタコを神さまへのお供えにしていました。
タコというのは、直感力を上げて、頑張る力をくれる食材です。
1年のなかで一番、物事を動かす力の強い夏至の日にぴったりの開運フードになります。
タコには8本の足がありますが、
「八」は日本では末広がりと言われていますし、風水ではあらゆる運気を引き寄せ、邪気を跳ね返す数字として重要視されている数字なんですね。
8本の足を持っているタコは、発展、繁栄、繁盛させるという開運効果もあるんです。
「物事を動かす力」と「運気を切り替える力」が1年で一番高まる夏至の日にタコを食べることで、さらに夏至のパワーを強めることができます!
小麦餅
小麦餅というのは、小麦ともち米を混ぜてついたお餅のことです。
関東では小麦餅を焼いて、夏至の時期に神様にお供えしていました。
小麦は金運アップ、餅は邪気を祓って良い運気を呼び込む開運効果がありますから、
「運気を切り替える力」が1年で一番高まる夏至の日にぴったりな開運フードになります。
上半期は金運が悪かった、ツイてなかった、という人はぜひ食べるようにしてくださいね!
夏至で開運!まとめ
- 夏至は、二十四節季の10番目にあたり、1年間で一番昼が長い日!
- 夏至は、物事を前に進める力を持つ「陽の気」が最高に高まる日!
- 夏至のパワーを取り入れるオススメ開運行動(新しい計画を立てる、断捨離をする、水回りの掃除、太陽の光をたくさん浴びる、なりたい自分をイメージ実行する)
- 夏至のパワーの取り入る開運フード(タコ、小麦餅)を食べる!
夏至の陽の気を取り入れて開運してくださいね!