経営者専門の占い師、瀧上阿珠(たきがみ あじゅ)です。
あなたには、絶対に神さまに叶えてもらいたいお願い事はありますか?
巷では、神社仏閣で「お願い事をしてはいけない」と言われているので、その通りに実践している方が沢山いるようです。
じつは9割の人が、神さまに対するお願い事の仕方を誤っています。
私は占い師という職業柄、全国の神社仏閣にお参りし、その土地の神さまや仏さまと交流してきました。
神さまや仏さまと交流を通して分かったことは、神さまや仏さまが叶えやすいお願い事の仕方がある、ということなんです。
今日は、どうしたら神さまがお願い事を叶えてくれるのか、叶いやすいお願い事の仕方をご紹介します。
どうしたら神さまはお願い事を叶えてくれるの?
神さまにお願い事をした人で、叶わなかった人もいれば、叶った人もいます。
この違いはなんでしょうか?
私が全国の神さまや仏さまとの交流を通して分かったことは、一番叶えたいことを伝えなければ叶わないということなんです。
「なんだそんなことか」「知ってる知ってる」という人もいるでしょうが、じつは9割の人が「一番叶えたいこと」ではなくて、「一番叶えたいこと」を達成するための「手段」を神さまにお願いしてしまっているという実情があります。
どういうことなのか?というと、あなたが神さまに「2倍の売上がほしい」というお願いをしたとしましょう。
では、どうして「2倍の売上」が欲しいのか?というと、
- 海外進出したいから
- 会社を買収してもっと幅広く事業展開をしたいから
- ボーナスを沢山払って社員のモチベーションを上げたいから
などの「2倍の売上」を活用して達成したい未来が出てきますよね?
つまり、「2倍の売上」はあくまでも「手段」で、一番叶えたいことは「2倍の売上」を活用して達成したい未来なんです。
神さまにお願い事を叶えてもらいたいと思うなら、あなたが「一番叶えたいこと」は何なのかをしっかり考えることが大切。
そうすることで、神さまや仏さまもお願い事が明確に分かり、叶えやすくなるんです。
こうすれば叶う!神さまへのお願い事の仕方
神さまや仏さまにお願い事をするときのポイントは3つです。
- どこ、誰、何を明確に伝える
- 一番叶えたいことをお願い事にする
- お願い事はシンプルかつ具体的に伝える
では、1つ1つ詳しく解説していきましょう。
神さまへのお願い事の仕方①「どこ、誰、何を明確に伝える」
神さまや仏さまは、沢山の人のお願い事を聞き続けています。
「どこ」の「誰」が「何」をお願いしているのかを明確に伝えることで、分かりやすくなるのでお願い事が叶いやすくなるんです。
ただし、プライベートと仕事では伝える住所と名前は変えるようにしてください。
理由は、仕事は「商売繁盛」や「社運隆昌」といったお願い事が多いでしょうし、人によっては出世のお願いをする人もいるかもしれません。
神さまや仏さまが「どこ」の「何という会社」かが分からないので、仕事関係のお願い事の場合は、会社やお店の住所、会社名と自分の名前を言うようにしましょう。
神さまへのお願い事の仕方②「一番叶えたいことをお願い事にする」
先ほどもお話しましたが、神さまには「一番叶えたいこと」をお願いしなければ叶いません。
悲しいことですが、9割の人が「一番叶えたいこと」ではなくて、「一番叶えたいこと」を達成するための「手段」を神さまにお願いしてしまっています。
あなたが「一番叶えたいこと」は何なのかを今一度しっかり考えてからお願い事を決めるようにしましょう。
神さまへのお願い事の仕方③「お願い事はシンプルかつ具体的に伝える」
「あの問題がうまくいきますように」というような抽象的なお願い事は、神さまも仏さまもどうしていいのか分からず困ってしまいます。
例えば、あなたがリビングを通りかかったときに「あれ取って」とだけ言われても、どれのことか分かりませんよね?
それは神さまも仏さまも同じです。
神さまや仏さまにお願い事をするときには、
- あなたの希望(「何」を「どうしたい」のか)
- 神さまにして欲しいこと(お力添えください、良い方向に納めてくださいなど)
ということは明確にしてお願い事を伝えるようにしてください。
神さまへのお願い事の仕方:テンプレート紹介
東京都新宿区在住の山田太郎さんがお参りに行った場合をテンプレートにしてご紹介します。
東京都新宿区○○(住所)の△△△(会社名)という会社を経営している山田太郎と申します。
春から新たに立ち上げる□□というプロジェクトで海外進出ができるようにお力添えください。
このように、何がどうなって欲しいのか、神さまに何をして欲しいのかを具体的にハッキリ伝えることが大切です。
そうすると「あなたは○○して欲しいのね!」と神さまに分かってもらえるので、お願い事が叶いやすくなります。
神さまにお願いしたら、アレコレと余計な心配をするのはやめましょう
神さまや仏さまに一度お願いしたら、そのことについてアレコレと余計な心配をするのはやめるようにしましょう。
仮にあなたが、誰かから重い相談を受けたとします。
相談内容的にあなたの知り合いならなんとかできそうだったので、解決できそうな人にお願いしました。
相談をしてきた人に報告に行ったら、勝手に弁護士さんに頼んだと言うではありませんか。
「それなら最初からこっちに話をせずに自分でやれば良かったじゃないか・・・頼りないと思ったのか?」となんだか悲しくなりませんか?
神さまや仏さまだって同じです。
あなたがアレコレと余計な心配をすることで、「せっかく後ろで動いているのに、信用されていないのかな?」と思われてしまいます。
神さまや仏さまにも失礼になりますので、一度お任せしたらアレコレと余計な心配をするのはやめましょう。
神さまがお願い事を叶えてくれる人の特徴
私は占い師という職業柄、全国津々浦々の神社仏閣にお参りし、その土地の神さまや仏さまと交流してきました。
だからこそ言えることは、神さまや仏さまは自分の意志をしっかり持っている人、自分に正直な人が大好きで、そういう人たちほど応援してくれます。
- 言うべきことはハッキリと言う
- 表裏が無い
- 芯が通っている
- やると決めたらとことんまでやる
- 素直に「ありがとう」「ごめんね」が言える
日頃から自分に正直に生きている人が神さまに好かれ、お願い事が叶いやすい傾向にあるんです。
きちんとお願い事が出来ると他の神さまにも好かれる
神さまや仏さまは全てを見通す目を持っています。
過去、現在、未来、あなたの本心、根本的な原因や解決法など、私たちが考えるよりも遥か先まで見通す目です。
だから、自分の意志をしっかり持っている人なのか、自分に正直な人なのかはすぐに分かってしまいます。
口で言っていることと心で思っていることが同じだと、それだけ神さまや仏さまも信頼してくれますし、「あの人はとても自分に正直な人だ」という噂は神さまや仏さまの間でも広がりますから、他の神さまや仏さまからも好かれやすくなるんです。
神さまや仏さまに好かれた分だけお願い事が叶いやすくなりますよ。
神さまや仏さまに無条件の敬意を払ったサントリーの創業者・鳥井信治郎氏
サントリーの創業者・鳥井信治郎氏は、神さまや仏さまへの信仰心が厚かったと言われています。
毎朝、般若心経や観音経などのお経を小一時間の勤行し、神棚を参るのが日課だったそうです。
そんな鳥井信治郎氏は、社内に「神仏課」という課を作り、祭事があるたびに全国の神社仏閣に寄付金や自社のウイスキーを奉納していたという実話があります。
そして鳥井信治郎氏は特別この神さまと決めて信仰していたわけではなく、神さま、仏さまであれば無条件に敬意を払っていたのだとか。
サントリーが大きく成長した裏側には鳥井信治郎氏が神さまに好かれていたこともあるのではないかと思います。
「やってはいけない」と言われていることは嘘?本当?
神さまや仏さまに失礼になるから、絶対にこれはやってはいけない!と言われると怖くなってしまいますよね?
私は占い師という職業柄、全国の神社仏閣にお参りし、その土地の神さまや仏さまと交流してきました。
だからこそ言えることをまとめましたので、参考にしてみてくださいね。
神さまに「お願い事をしてはいけない」って嘘?本当?
巷で最も言われていることが、
- 神さまにお願い事をしてはいけない
- そもそも神社仏閣は祈りの場でお願い事をする場所ではない
ということです。
「神さまにはお願いはせずに、挨拶や感謝だけ伝えるようにしましょう」と言っている方が多いですが、私からの回答はというと・・・
神さまに「お願い事をしてはいけない」というのは「嘘」
延べ3万人以上もの人とかかわってきた私だからこそ言えることですが、何のお願い事もせずに挨拶や感謝だけを伝えている人で、神さまや仏さまに好かれている人を見たことがありません。
先ほどもお話しましたが、神さまや仏さまは全てを見通す目を持っています。
だから、その人が「本当に挨拶だけでお参りしている」のか「本当に感謝だけ伝えたくてお参りしている」のか見抜いてしまうんです。
神さまや仏さまは自分の意志をしっかり持っている人、自分に正直な人が大好きで、そういう人たちほど応援してくれます。
困っていることや叶えて欲しいお願い事があるなら、ちゃんと正直に伝えるようにしましょう。
「ついで参り」は神さまに失礼って嘘?本当?
旅行や観光に行った先で、たまたま見つけた神社仏閣へお参りする行為を「ついで参り」と言います。
「あ、こんな所に有名な神社がある。ついでだからお参りして行こう!」とお参りするから「ついで参り」と言うんですね。
「ついで参りは神さまに失礼になるからやめましょう」と言っている方が多いですが、私からの回答はというと・・・
「ついで参り」は神さまに失礼というのは「嘘」
「ついで参り」をしても神さまや仏さまは、失礼だと思いません。
全国の神さまや仏さまと交流した私だから言えることは、神さまや仏さまはそんなことは気にしていない、ということです。
それどころか、「ついで参りは失礼になる」と素通りする人よりも
- お世話になった神さまをお祀りしている神社があったからご挨拶して行こう
- お世話になった仏さまが祀られているお寺があるからお参りして行こう
と旅行先や観光先でも気に掛けてお参りしてくれる人の方が、神さまや仏さまに好かます。
「ついで参りは失礼になる」とは思わずに、お世話になっている神さまや仏さまが祀られた神社仏閣を見かけたらお参りするようにしましょう。
神さまへのお願い事の仕方:まとめ
- あなたが「一番叶えたいこと」をお願い事にすること
- 神さまにお願い事を伝えるときはどこ、誰、何を明確に伝える
- 神さまへのお願い事はシンプルかつ具体的に伝える
- きちんとお願い事が出来ると他の神さまにも好かれる
神さまへのお願い事の仕方について、かなり詳しく解説しました。
叶えたいお願い事があるとき、神社仏閣へお参りするときに、ぜひ取り入れてみてくださいね。